Sotaの雑記

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<<   作成日時 : 2008/10/25 15:02   >>

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画像 ずっと使ってきたラジオが壊れたので、修理に出した。ICOMのIC-R8500。ラジオと言うよりは受信機、レシーバーと呼んだ方がしっくりくる。ずっと使ってきたが、ある日突然何も受信できなくなったので、メーカーに修理に出した。TCXOの故障だったようだ。

 昔、私が小学生だった頃、一大BCLブームがあった。私も短波放送が聞けるラジオを買ってもらったし、友達のなかにも、ラジオを買ったのが何人かいた。私が買ってもらったのは、ソニーのスカイセンサー5900。当時、ラジオオーストラリアのワライカワセミの鳴き声で、テレビCMもしていた。
 あの頃は毎日、短波放送を聴いていた。短波放送は夜になるとよく聞こえるので、ずいぶん夜更かしをした。各局の受信状態を日記みたいに記録した。Nationalのアンテナカプラ・RD-9830も買ったし、真空管でラジオを自作したりもした。放送を受信した事をレポートにして放送局に送ると、ベリカードという葉書大のカードを送ってくれる。私もよく分からない英語でレポートを書き、エアメールで海外の放送局にレポートを送り、少しだけだけど、そうやってベリカードを集めた。
 しかし、高校に上がった頃から、あまり短波放送は聞かなくなった。FM放送で音楽を聴く事が多くなって、次第に短波放送からは遠ざかっていった。
 でも、何年か前、ふと短波放送が聞きたくなった。昔使っていたラジオが実家にあるが、もう調子が悪くなっているだろうと思った。そこで、どうせ買うならと思い、思い切ってIC-R8500を買った。子供の頃、こういうのに憧れたのだ。例によってネット通販での購入。定価より、ずいぶん安く買えた。アンテナはAORのSA7000。30kHzから2GHzまでカバーするという、超広帯域なアンテナだ。利得はないが、どの周波数帯もそれなりに聞こえる。なによりコンパクトで、賃貸住宅のベランダに設置してもあまり目立たないのがいい。
 子供の頃は、アンテナは長けりゃいいんだろ式に、屋根の上に電線を張り巡らせていた。インピーダンスも給電点も一切無視。ずいぶんといい加減な物だった。そんなアンテナより、ちゃんと設計されたSA7000のほうがよく聞こえるように思う。まあ、受信機の感度も、昔より良いのだろうけど。

 今は、そんなに真剣に短波放送を聴く事はない。短波放送を聞く頻度も高くない。ベリカードも集めていない。気が向いた時にあてもなくダイアルをまわして、受信状態のいい局があったら、それを何となく聞くという感じ。どこの国の局かなんてことも調べない。何語かも分からないお喋りと、たぶんその国で流行っている音楽が流れてくる。
 でも、たいがいはノイズと混信とフェージングで音が悪くて、BGM的に聞く雰囲気でもない。とくにフェージングってやつは、なんだか急かされるような気がする。そんな音の悪いラジオを聞いて、何がいいんだろうと我ながら思う。今は昔と違って、インターネットラジオっていう物があるのだ。短波放送より、ずっといい音で外国の放送を楽しむ事ができる。でも、インターネットラジオはインターネットが普及している国の放送しかないし、短波放送には、それにしかない独特な雰囲気がある。なんというか、空気感? 便利な言葉だ、空気感。よく分からないものを、ぼんやりと説明できるような気がする。
 短波放送だけでなく、AM放送にはAM放送の、FM放送にはFM放送の、それぞれの空気感がある。私は、短波放送の空気感ってやつが好きなのかもしれない。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
短波、FM,AMと各周波数によって独特の雰囲気って有りますよね。私も家にもその当時SONYのスカイセンサーがありました。私は短波はほとんど聴いたことが無かったですが。アマチュア無線とかも結構流行っていた時期がありましたよね。カメラとか無線とかはお金が無かったので自分では手を出してませんでしたが、うらやましかったのは覚えています。FMは今では車に乗って居るときに聴くことがほとんどですが、あの雰囲気は好きです。
せんぱい?
2008/10/26 22:45
 アマチュア無線も流行りましたね。私は免許を取らなかったのでやらなかったですが、CB無線をやっていました。CB無線は遠くまでは電波は届きませんでしたが、町の中の友達と夜中までお喋りをしたりしていました。
 FM放送も独特の雰囲気がありますね。同じDJ番組でも、AM放送とFM放送では全然雰囲気が違うのがおもしろいです。私も車に乗っていた頃は、FM放送をよく聴いていました。CDみたいに入れ替える手間もないし、一人で車に乗っている時は、DJのお喋りも気がまぎれて良かったです。
曽田
2008/10/26 23:33
私もIC−R8500を持っています。NHK WORLD短波放送を聞きながら日本語を勉強していますが、勉強より曽田さんが書いたとおり空気感ってやつが好きです。
ダル
2009/02/19 08:12
 子供の頃も私はラジオ少年で、韓国の短波放送も聞きました。韓国語は全然分からないのですが、言葉の最後が〜イムニダだったのを憶えています。外国の放送がいろいろ聞けるところが、短波放送のいいところですね。各国からの日本語放送も沢山あったので、それも楽しんでいました。
曽田
2009/02/19 21:39
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