だし

画像 寒くなってくると、鍋物を食べることが多くなる。暑い時期に食べても別にかまわないのだろうが、私の中では寒い季節の食べ物だ。
 一人暮らしでも鍋物は食べる。作るのが簡単だし、野菜がたくさん食べられるので、こんないいものはない。まあ、さすがに毎日っていうわけにはいかないが、この季節になると結構な頻度で食べる。
 私にとって鍋物といえば、真っ先に思い浮かぶのが水炊きだ。私の実家では、鍋物というとほぼ100%水炊きだったので、いちばんなじみがある。
 水炊きといっても、もちろん本当に水で炊き込むわけじゃない。だしをとって、それで野菜や肉、魚を炊き込むわけだ。だしをとってなどと言っているが、私は手軽な粉末だしを使う。実家では、ちゃんと昆布を使ってだしをとっていたが、私は手軽に済ます。
 実家が昆布をつかっていたので、私も昆布の粉末だしを使っていた。でも、たまには違うこともしてみようと思い、試しに鰹の粉末だしを買ってみた。
 鍋を火にかけると、ほどなくして鰹だしのいい香りが漂ってきた。あ、けっこういい感じかも、と、そう思った。
 一通り火が通ったので、コンロからおろして食卓へ。水炊きなので、そのままでは味が薄い。いつものように、ポン酢をつけて食べた。
 ん? なにかちょっと違和感が…
 鰹だしの水炊き、けして悪くはないんだけど、何かちょっと違う感じがする。やっぱり、水炊きには昆布だしのほうがしっくり来る。ネットで調べてみたら、やはり昆布だしが一般的なようだ。
 ちなみに、博多あたりでは鶏ガラでだしをとるらしい。白濁だしらしいので、けっこう濃いめのようだ。これは自宅で作るのはちょっと面倒そうだ。あと、ネットで調べた時に、やたらと鯛だしの水炊きがヒットした。どうやら、水炊き用の鯛だしが市販されているらしい。けっこう人気があるみたいなので、私も鯛だしの水炊きを食してみようかな。