宝永山登山

画像 今月の二輪部ツーリングは、宝永山登山がメインのイベントだった。
 宝永山は、富士山の横にちょっとだけ突き出ている、噴火によってできた山。標高は2,693m。そこへ登ろうというわけだ。
 私は富士山も宝永山も登ったことがなかった。標高2,400mの富士山五合目まではバイクで行けるので、そこから宝永山山頂までは、高低差293mの登山だ。体力的にちょっと不安だったが、面白そうなので参加することにした。
 表富士宮口五合目(2,400m)まではバイクで登る。富士山登山はとても人気があるようで、車がとても多かった。駐車場に駐められなかった車は、下り車線の路肩に乗り上げるように駐めていた。そんなふうに路肩に駐められた車の列が、五合目駐車場から数キロおりたところまで続いていた。
 バイクをなんとか五合目の駐車場に駐めた。そこから新六合目の休憩所(2,498m)まで登る。これが結構きつくて、新六合目にたどり着くまでに、すっかり息が上がってしまった。
 新六合目で少し休憩。ここで、富士山本体に登るルートと、宝永山に登るルートに分かれる。私たちは宝永山のほうへ進む。やがて宝永山の火口の縁(2,465m)へたどり着く。
 火口の縁から見た火口と宝永山が下の写真。
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 宝永山の山頂への道が見える。山頂のほうは雲の中。あんな所まで登るの?って、若干ひるんだ。
 意を決して歩を進める。まず火口の底(2,434m)まで下る。そしてそこから山頂に向かって登っていく。足下は深い砂利。これがまたくせ者。
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 一歩足を進めたつもりが、砂利によって半歩くらい滑って戻る。勾配も結構あって、息は上がるし心臓はバクバク、汗だらだら。10m進んでは立ち止まって休み、また歩いて、それを繰り返しながらゆっくりと登る。
 名前を知らない高山植物が咲いていた。そういうのを見ながら、体を休ませては登る。
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 そして、尾根(2,712m)に到着。尾根は富士山と宝永山のつなぎ目の所で、高さでいえば宝永山山頂よりわずかに高い。
 そこから、ほぼ平坦な道を少し歩いて、宝永山山頂に到着。
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 すっかり雲の中で、あたりは真っ白だった。今年は8月以降、平野部が晴れていても、富士山付近は雲に包まれていることが多いとの事だった。この日もそんな感じ。
 でもまあ、どうにかこうにか山頂にたどり着いた。ここで、ノンアルコールビールでの乾杯というイベントが行われた。景色は見られなかったけれど、イベントもあって、着いてみれば楽しかった。
 山頂からの下りは、深い砂利を利用しながら、滑るように下りていく。コツがつかめるまではふくらはぎに力が入るが、慣れると少し楽に下りられるようになった。
 そして、火口の縁まで戻る。ここからは上りの時とは別ルートで、森の中の遊歩道を歩く。
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 写真では歩きやすそうな遊歩道だが、場所によっては大きな木の根や岩を乗り越えたり、ちょっと迷ってしまいそうな所もあったり、疲れた体には案外ハードだった。

 それが昨日の話。一晩超して、今朝は何ともなかったのだが、夕方頃から筋肉痛が出始めた。明日あたり、かなり痛くなりそうで、それが今は怖い。