デジャビュ?

画像 普段からよく本を読む読書家というわけではないけれど、それでもたまには本を読む。何かの待ち時間とか、ゆっくりした時間の取れるときとか、そういう時に。
 読む本は、だいたい書店に並んでいる本の中から選ぶ。書評とか、発売日などを調べて買うようなことは滅多にない。コミックスは、買いたいものと、その発売日をあらかじめ調べておくけれど、それ以外は、店頭で選ぶ。
 今回も空き時間に読むための文庫本を、一冊買うことにした。
 書店で立ち読みをするのは嫌いなので、本にかけられた帯とか、裏表紙に書かれている内容とか、そういうのから、好みのものかを判断して買う。
 今回は、今野敏さんの『ビート』という本を選んだ。
 家に帰って、さっそく読み始めた。刑事もののミステリー小説だ。86ページまで読み進め、そこでいったんトイレにたった。その時思ったのだ。
 『なんか、この物語知ってる』
 読んでいる最中は夢中になっていたので気が付かなかったが、物語序盤のダンスがどうこうというくだり、以前にも読んだ気がするのだ。デジャビュか? 既視感なのか?
 トイレから戻って、いま読んでいた本のタイトルを確認する。そのまま本棚に向かい、昔読んだ本を調べてみた。その中に、同じタイトルの本があった。
 なんだ、前に読んだことのある本じゃん。デジャビュでもなんでもなかった。
 本の奥付を見てみたら、平成二十年発行となっていた。今回買ったものには平成二十三年 十一刷と書かれていた。3年前に読んだ本だった。
 本屋に平積みにして並べてあったので、新刊かと思ったが、そうではなかったのね。迂闊だった。
 まあ、以前に読んだ本を読み返すのものよいのだけれど、いまはその気分ではなかったので、本屋に行って別の本を買ってきた。
 東野圭吾さんの『ダイイング・アイ』。やっぱりミステリー小説。今回は発行日をチェックして、読んだことがないのを確認してから買った。まだ読んでいる途中だけど、おもしろくて引き込まれる内容だ。
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 それにしても、同じ本を間違って二度買わないようにするには、何か、読んだ本のデータベースか何かが必要かな。書店で確認するために、データを携帯電話でチェックできるようにして。本の裏のバーコードを利用すれば簡単だよね。スマートフォン用のアプリには、すでにそういうのがありそう。
 あるいは、常に新刊かどうかをチェックして、それしか買わないようにするというのでもよいのかもしれないけど。