失敗した

画像 植物の葉は、いろんな種類がある。表面がつるつるしているもの、細かい毛が生えているもの、ざらざらしているもの、その他いろいろ。
 葉の色も様々だ。緑の濃いもの、薄い緑のもの、銀色がかってシルバーと呼ばれるもの、その他いろいろ。

 最初はそういうものかと思っていた。それは、我が家のスカビオサ。スカビオサを植えたのが、今年の2月12日。すくすくと育っていったのだが、少し気になる部分があった。株の中心、一番伸び盛りと思われる部分の葉が、きれいな緑色ではなかったのだ。シルバーに近い感じ。でも、この植物は、そういう葉なのかもと思っていた。
 しかし、土に近い部分の葉は、つやのあるきれいな緑色だった。その辺りは、水やりの際に、どうしても水がかかってしまう部分。それで、そこだけ葉の感じが違うのかもなどと思っていた。
 最初は花もきれいに咲いていたし、問題がないように思えた。
 しかし、4月の中旬を迎える前に、様子がおかしくなってきた。花が咲こうとするのだけれど、開き始めたあたりで、花が黒っぽくなってそれ以上開かない。そして枯れてしまう。
 なに? 水やりの仕方を間違えた? などと考えているうちに、4月の中旬を迎えた。その頃は、何やら株全体が黒っぽいざらざらしたものに覆われてしまった。
 間抜けな私は、そこで初めて何かの病気だと気が付いた。『スカビオサ 病気』で検索してみると、スカビオサは灰色カビ病というのにかかりやすいことが分かった。灰色カビ病。我が家のスカビオサは、まさに灰色になっていた。よく観察すると、葉と葉の間に菌糸のようなものも見える。灰色カビ病で間違いないようだ。

 灰色カビ病は、見つけたらその部分を取り除き、焼却処分しろとある。広がらないように消毒液で消毒するのも良いらしい。しかし、株全体に広がったら、あきらめて処分するしかないとも。
 我が家のスカビオサは、すでに株全体が灰色だったので、残念ながら処分するしかなかった。もっと早く気が付いていれば助けられたかもしれないが、迂闊だった。

 我が家には、プリムラ・ジュリアンという花もあった。スカビオサの隣に置いていた。プリムラ・ジュリアンの葉は黒ずんでなどいなかったが、咲き終わった花をよく観察すると、スカビオサに見られたのと同様の菌糸らしきものが見えた。こちらも灰色カビ病にやられつつあるのかもしれない。
 我が家には、ほかにも観葉植物などがある。灰色カビ病が広がってしまうと大変だと思い、プリムラ・ジュリアンも処分することにした。まあ、プリムラ・ジュリアンの花の季節は4月ごろまで。4月中旬には新しい花はほとんど咲かなくなっていたし。
 そういえば、我が家のプリムラ・ジュリアンは、ある日、急に元気がなくなった。その時から灰色カビ病にやられていたのかもしれない。

 花を処分した後の鉢は、鉢に付いていた土をブラシで洗い流した。土の中に灰色カビ病の菌が残っていたら、次に植える花に影響があるかもしれないと思ったからだ。念のため、鉢に熱湯をかけて消毒もしておいた。
 次に花を鉢植えにするときは、些細な異変も見逃さないように注意しよう。