秋刀魚が旨い

画像 今の時期、旨い魚と言えば秋刀魚。まあ他にも旨い魚は沢山あるが、値段が安くて、調理もしやすくて、秋刀魚は庶民の味方なのだ。ここのところ、頻繁に秋刀魚を焼いて食べている。秋刀魚は塩焼きがいちばん好きだ。
 先日、会社の上司や同僚と話をしている時に、同僚の一人が七輪を買って秋刀魚を焼いたという話を聞いた。わざわざ七輪を買って、炭もおこして、それで秋刀魚を焼く人はなかなかいないだろうという話になった。ちなみに彼は、使い終わった七輪が邪魔でしょうがないと言っていた。七輪を買っちゃう彼は行動力があるというのか、それとも若気の至りなのか。ともかく、そんな話をしてから、秋刀魚を度々食べたくなったのだ。
 我が家のガスコンロには、魚焼き用のグリルなど付いていない。昔は網で魚を焼いていたが、皮や身が網にくっついたり、油が落ちて煙が出たりするので、しだいに魚を焼かなくなった。
 ある日、シシャモぐらいならフライパンで焼けるかもと思い、やってみたら思った以上にうまく焼けた。シシャモが焼けるんならもっと大きい魚もいけるかもという事で、秋刀魚を焼いてみたら、これもかなりうまく焼けた。それ以来、我が家では魚はフライパンで焼くのだ。魚から油が出ても、煙が出ないのもいいところだ。それまで私は知らなかったが、フライパンで魚を焼くのは結構普通にやられているようだ。

 フライパンだと、魚を焼くのも簡単だ。魚の表面の水分をキッチンペーパーなどでよく拭き取り、塩焼きなら塩をふる。魚が大きくてフライパンに入らない場合は、必要に応じて魚を切る。テフロン加工のフライパンなら、油をひかずにそのまま魚をのせてもいいが、オーブンペーパーを敷くと焼き上がりが綺麗に仕上がるようだ。オーブンペーパーを敷くとフライパンが汚れないし、フライパンに魚の臭いが染みつく事も少ないのが良い。ただし、魚の表面の水分をよく拭き取っておかないと、オーブンペーパーに魚の皮が思いっきり貼り付いてしまうので注意が必要だ。魚を乗せる前に、フライパンをある程度熱しておくとなお良い。
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 秋刀魚なら中火で、まず表面を6分焼き、皮が破れないように注意して裏返して、裏面を5分焼く。昔から『魚は殿様に焼かせよ、餅は乞食に焼かせよ』とのことわざにあるように(一部不適切な表現があった事をお詫びいたします)、魚は何度も裏返したりしてはいけない。裏返すのは最小限で。
 中までしっかりと火が通れば完成。
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 今は、スーパーに行けば焼いた状態の秋刀魚が惣菜として売られているが、やはり焼きたてのほうが旨い。秋刀魚はワタも食べられるし。旨いなあ、秋刀魚。
 ちなみに、我が家には焼き魚を盛るための四角い皿などないので、いつも同じ丸い皿を使う。四角い皿だと、もっと雰囲気が出るよね。

 なお、フライパンでも秋刀魚は美味しく焼けるが、定食屋とかで煙をもうもうと立てて焼いてくれる秋刀魚は、さらにひときわ旨いのだ。遠赤外線とかの関係で、火の通り方に違いがあるのかな? そこを突き詰めていくと、七輪にたどり着くのか。